【犬と猫はキケン!】老後に飼っていいペット・飼ってはいけないペット

子供が成長して独立する、これは夫婦にとって嬉しいことであると同時に寂しさを感じてしまう複雑な心境といえましょう。子供が小さいころには賑やかだったけれども、年齢と共に親から離れて最終的にはそれぞれが家族を持つことになるわけですから当然のことです。老後に夫婦だけで生活するのも良いけれども、ペットを飼育するようになればペットも家族の一員、寂しいと感じることもなくなるからと飼育を考えるケースも多いといえましょう。

ペットとの触れ合いにより発生する、オキシトシンは「幸せホルモン」とも言われています。リラクゼーション効果や安心・信頼といった感情をひきおこす効果があるホルモンです。

https://petfood.or.jp/breeding/dictionary/webcatalog.pdf

ペットを迎える前に考えておくべきこと

老後にペットを飼いたい、このように考える高齢者も多くいます。しかし、ペットを飼うときにはいくつかのことを考えておくことが大切です。例えば、現在のお住いが自己所有の一戸建ての場合は、犬・猫のいずれかを飼育することはできるけれど、マンションや賃貸住宅の場合にはペット飼育が可能であるのか否かを確認しておかなければなりません。最近は、ペット飼育相談ができる物件も多くなっているけれども、小型犬1匹のみなどのような条件が付いているケースが多いので注意が必要です。猫は犬のように吠えることはないので近所迷惑にはならない、その反面爪とぎをする性質があるので部屋を借りている場合には柱などに爪痕が生じてしまうこともあります。また、自分にアレルギーがあるのか否か、体質などを考えることも大切、基本的に猫や犬などはアレルギーを持つ人に対して影響を与えることもあるので、事前にアレルギー体質であるのか否かの確認は大切です。

飼育することで得られる効果とは?

ペットを飼うことで、生きがいを感じることができるようになる、犬を飼ったときには毎日お散歩に連れて行くことになるので、同じお散歩コースの人と仲良くなれることもあります。基本的に、どのようなペットを飼育してもプラス効果を得ることはできます。言葉のコミュニケーションはできないけれども、犬や猫などに話しかけたり売れたりすることで、目・表情・態度などによる心からのコミュニケーションを図ることが可能です。このコミュニケーションは一つの癒しにも繋がる部分ですから、ボケや認知症の進行を遅らせるなどにも役立つわけです。猫の場合は犬のようなお散歩といったコミュニケーションはないけれども、猫好き同士で会話が弾むこともあります。ペットショップなどでトリミングをお願いしたり、キャットフードの購入の際にお店に出掛けると、お店でいつも会うお客さんとの交流が始まる、このような可能性も決してゼロではないのです。

かかりつけ動物病院を探しておきましょう

かかりつけ動物病院を探しておきましょう

かかりつけの動物病院を決めておく、これは老後だけでなく犬・猫を飼育するときには必ず行っておくべき事項です。ペットは言葉を話すことができないので、餌を食べなくなったときや1日中ぐったりとしている、下痢や嘔吐が続くなどは何らかの病気の可能性が高まります。こんなとき、いつも利用できる動物病院を探しておけば安心に繋がります。高齢者などの場合は、なるべく自宅から近い場所にある動物病院を探しておけば大切なペットが病気になったときに連れて行く際にも便利です。また、病院はペットが病気になったときだけでなく、何か困ったことがあるときにも相談ができるメリットがあります。例えば、犬や猫を飼い始めたけれども、食事を与えると下痢することが多いなどの場合は食事の内容を変えてあげることで解決することもありますし、どのような食事を与えれば良いのか相談ができるのもかかりつけの動物病院といえるのではないでしょうか。

犬と猫どちらを飼うべきか考えてみる

ペットというと犬や猫に人気がありますが、老後にどちらを飼うべきかは好みになって来ます。ただし、犬を飼う場合には小型犬を選ぶことが重要で、猫の場合もあまり大きな個体にならない種類を選ぶのがポイントです。大型犬は散歩に連れて行くとき、しつけができていない場合引き綱を引っ張られてしまい、転倒してケガをする可能性もあります。小型犬なら引っ張る力はそれほど強くないのでお年寄りでも安心です。猫は小型や大型などの種類はないけれども、オスよりもメスの方が個体は小さく体重も軽いので抱っこするときに自分の体に負担を与えないなどのメリットがあるわけです。健康な5kg程度のペットは、エサ代やワクチン接種などで年間で7万円前後の費用が必要です。病気やケガなどで高額な費用がかかることもあるので、これらを考えた上で飼育の検討を始めることが大切です。なお、飼育ができない状態になったときのことも考えておく、これも老後にペット飼育を始める前に行っておく部分です。

まとめ

老後にペットを飼う場合、犬が良いのか猫が良いのか、これは好みの問題になるので好きな方を飼育すると良いでしょう。ただし、自分の体力のことを考えた場合には、なるべく個体が小さいな小型犬やメス猫などが安心に繋がります。高齢者がペットを飼うことで、ボケの防止や適度な運動ができる、お散歩に行けば知り合いができて新しいコミュニケーションを図れるなどのメリットもあります。また、飼育するときには掛かりつけの動物病院を探しておくことも忘れないようにしましょう。

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