今まで一所懸命働いていた人が、急に仕事がなくなると生きがいを感じるのが難しくなります。趣味があれば一番いいですが、趣味がなく暮らしてきた人がいきなり趣味を見つけるのは難しいです。そこで、ボケ防止や生きがいを見つけるために資格を習得することで、張り合いのある老後を送る事ができます。では、どんな資格があるのか考える事ができますが、自分の目的は何かよく考えることが大事であり、そうすることで生活を楽しめます。
宅建に挑戦してみることで若さを保つ
宅地建物取引士は、不動産の権利の移転に伴う業務を行うことができる国家資格者です。 宅建業者は、従業員５人に１人以上の割合で有資格者を置くことが義務づけられています。
https://www.senshu-u.ac.jp/career/qualification-support/kagaikoza/13.html
宅建とは不動産屋さんが必要な資格ですが、誰でも国家試験に受かれば取得できます。なぜこの資格がいいかというと、ボケ防止になるからです。退職してテレビばかり見ていると頭のシナプスがつながらなくなりますので、何かを勉強することは大切です。宅建は記憶することが多く、頭を鍛える事ができます。もともと勉強が好きなタイプの人はお勧めだと言えます。合格率が低く受かった時は達成感を味わうことができますし、優越感を感じ自慢できる資格です。不動産屋さんはいくつになっても出来る仕事なので再就職にも有利です。いくつになっても勉強することは大切ですし、やりがいのある資格だと言えます。大事なのは無理だと思わないで挑戦する心を持つことです。一回二回で受かる資格でないので、長期戦になりますが、その方が張り合いがあっていいのです。それで、勉強が好きで難しいことに挑戦したい人には宅建がお勧めの資格の一つと言えます。
危険物の資格をとってガソリンスタンドで働く
趣味があればいいですが、働くのが趣味というのもいいのではないでしょうか。セルフのガソリンスタンドで働く年配者が増えていますが、体力もそれほど必要なくいい仕事です。ガソリンスタンドで働く上で有利なのが、危険物の免許です。危険物にもいろいろ種類がありますが、乙四というのがガソリンスタンドで必要になる種類になります。年に数回試験がありますので、気軽に参加する事ができます。学生時代に学んだことを思い出す必要がありますが、本屋に行って資格対策に本を一冊購入して勉強すれば大丈夫です。それほど難しくありませんが、暗記力が試されますので頑張って覚える必要があります。目標があると人は頑張れるものですから、近所のガソリンスタンドで働くことを念頭に勉強してみることが出来ます。大事なのは、楽しく勉強することですからストレスに感じない程度に学ぶことにしましょう。合格して資格を取れたらうれしいものです。
介護の資格に挑戦してみる
高齢化の社会になり、介護の問題が増えていますので介護職の資格も挑戦できます。働きたいという気持ちも必要ですが、介護の資格になるとよりリアルに感じることでしょう。自分の親や配偶者を世話する必要があるからです。将来に備える上で役に立ちますし、自分の老後を見直すきっかけになるに違いありません。資格を取得する時に実務研修があるので、実際に病気や介護が必要な年配者にどのように接していいのか学ぶことができます。寝ている人を起こすのはかなり力が入りますし、コツが必要です。知識だけでなく、体で学ぶというのは大切なことです。介護の資格を取るなら、相手の身になって考えることを学ぶことができます。今までは元気だったのに、出来なくなることが増えるというのは辛いことです。そのような中でどのようにサポートできるのか学ぶのは価値があることです。趣味ではなくリアルな現実となりますが、役に立つ資格なので挑戦してみる価値があります。
終活講座を受けてみる
人からアドバイスを求められるとうれしく思うものです。適切なアドバイスをして、相手が喜んだり問題を解決できるなら幸せな気持ちになります。終活という言葉がだいぶ定着しましたが、その中身を知っている人はまだわずかです。終活講座に参加して、知識を身につけることで他の人に的確なアドバイスをすることができるようになるのです。終活講座にはいろいろな種類がありますが、最近では在宅で学べるものが増えています。今までしてきた仕事にプラスで学ぶ人も増えていますので、検討する価値がある資格です。死というタブーのテーマに向き合うのが難しく感じている人が多いので、そのような人に寄り添って親切な仕方で提案をすることができるでしょう。学ぶこととインプットしたことをアウトプットすることが好きな人には、向いている資格だと言えます。いくつかの講座を比較してみると、自分の必要な分野を見分けることが可能になります。
まとめ
趣味というと庭づくりや家庭菜園をイメージするかもしれませんが、勉強して頭を使うのも立派な趣味と言えるのです。老後も働くことを考えて資格を取ってもいいですし、他の人を助けるために資格を使ってもいいものです。大事なのは、元気なうちはよく学びよく活動することだと言えます。そうするなら、還暦の後でも充実した生活を送ることができます。人生は長いので、100歳まで元気に生きることを考えて楽しく暮らすことにしましょう。